「端午の節句・・」121号

「ステイホーム週間」をいかがお過ごしでしょうか?私はもっぱら「読書」と「散歩」

と「家事手伝い」って感じです・・。散歩をしていると体全身で季節を感じることが

出来る本当に気持ちのいい毎日ですね。季節は力強くエネルギッシュな初夏へ・・。

本来ですと楽しい行楽シーズンですが今年はどこにも行けず・・それでも楽しい毎日を

過ごしております。今日も「今日は何の日ネタ」になります。

今日、5月5日は「端午の節句」ですね。

もとは端午の節句と言うのは中国の漢の時代の風習です。

旧暦の5月5日は野原に出かけてよもぎや菖蒲などの薬草を摘む日でした。

これが日本に入ってきて、菖蒲を飾るようになったんです。

端午の節句は別名「菖蒲の節句」ともいい、菖蒲は勝ち負けの「勝負」や「尚武」という

武を尊ぶという意味と同じ読み方だったため、男の子のお祝いとなったんです。

また飾る菖蒲も剣のような形をしていることから、男の子の健やかな成長を祝う日になった

んですね。更に、鎧や兜を飾るようになったのは、これより後の時代のことで、一番最初は

武士の家の習わしだったと言われています。それが平和な江戸時代になり、商人たちにも

文化として広がったんです。武家の風習では「鯉のぼり」ではなく名前を書いた「のぼり」

が飾られていました。しかし、商人は自分たちの財力で武家に何とか負けまい!と色彩豊かな

鯉のぼりを飾ったんです。「鯉」というのは、中国の故事にちなんで鯉の滝登りから立身出世

の象徴ともなっています。このように、中国から伝わった薬草を摘む文化が、日本の文化と

混ざり合って今の端午の節句になったんですね。

長谷川 \(^o^)/

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