5月10日に鹿児島県奄美地方が梅雨入りし、翌11日に沖縄地方が梅雨入りをしま

した。平年値から見ると、沖縄地方は奄美地方より2日位早く梅雨入りをします

が、最近は奄美地方のほうが早く梅雨入りをしております。そして、その梅雨前線

が北上して九州南部地方から四国地方を中心に雨を降らせたため、5月30日に九州

南部地方、翌31日に四国地方が梅雨入りをしました。

「梅雨入りが待ち遠しい」(^_^;)　と思っている方はあまりいらっしゃらないと

思いますが関東地方も、来週には梅雨入りの予報と成っています。梅雨は、日本

列島の北東にあらわれる「オホーツク海気団」と、南東にあらわれる「小笠原気団」

のせめぎ合いによって生まれます。

どちらの気団も湿り気が多いのが特徴です。これから40日間ほどは、それぞれの

気団が日本付近に居座ろうと、相撲を取るかのように押し合います。押し合う気団

の間に形づくられるのが「梅雨前線」で、ふたつの気団に含まれる湿り気が雨と

なります。梅雨入り時は互角の取り組みも、夏が近づくにつれ小笠原気団が優勢に。

オホーツク海気団が負けを認めて北方へと上がれば、梅雨明けです。長雨を思うと

気が滅入りますが、農作物にとっては恵みの雨。春と夏をつなぐ季節の架け橋です。

おしゃれな雨具やレインコートを身に着けたり、紫陽花を見に行く、など・・

コロナ禍では、３密を避けて行くところが限られますが、工夫して梅雨を楽しく

過ごしましょう。長谷川　＼(^o^)／

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